月別アーカイブ: 2013年3月

東急ハンズ手作りイベント:革ペンケースづくりが楽しかった

ハンズイベント
3月30日、東急ハンズ(新宿店)の手作りイベントに参加しました。

革のペンケースをつくるというもので、
手縫いとコバの処理を体験できました。
(すでにパーツはカットされ、糸を通す穴はあけてあったので、
 組み立てる感覚でした)

私は、レザークラフトは初めだったので、
何もかもが新鮮でしたし、
針に糸をどうやってつけるのかとか、
縫い始めは一目繰り返すとか、
最後の始末は返し縫いしてボンドとめるとか、
目の前で教えてもらえるので、
とても分かりやすく、スムーズに進められました。

予定は2時間だったのですが、
縫うのが結構時間がかかるもので、
結局、全部で2時間50分かかりました。
縫っている間は、
参加者みんな黙々とやっているので、
静かなイベントでしたね。

出来上がりは、思ったよりもうまく出来たんじゃないかと思っています。
売ってるものみたいだ、と自画自賛。

革ペンケース

後ろがゴムバンドになっていて、
こんな風に手帳につけられます。

革ペンケース

次は、菱目打ちとか経験して、
本格的に自作できるようになるともっと楽しそうです。


久しぶりのシャープペンシル:「トンボ鉛筆完全ブック」付録「オルノ スイフト」

オルノ

■80年代の話ですが・・
会社に入って数年間は、
全ての企画書、報告書は手書きだったので、
そのほとんどに、シャープペンシルを使っていました。
私にとって、シャープペンシルは「清書のための筆記具」だったのです。

そこに、ワープロ、パソコンが登場することによって、
清書のための筆記具の必要性がなくなり、
シャープペンシルを使う頻度は激減しました。

それから、すっかり時間がたった今、
清書のための筆記具ではなく、
自由にメモを取ったり、あれこれ考えるたりするために
シャープペンシルを使ってみると、
以前の印象とは違ったものになりました。

清書に使っていた頃は、
しっかり力を入れて書いていたので、
シャープペンシルは筆圧が必要で指が痛くなる筆記だと思っていました。

しかし、清書から解放されると、
力を入れる必要がありませんし、
20年とかの時間が経過して、
シャープペンの芯も進化したのか、
2Bの芯で筆圧をかけずにスムーズに書けることがわかりました。

■本気の付録「オルノ スイフト」
この原稿も
「トンボ鉛筆完全ブック」の付録「オルノ スイフト」で書きましたが、
快適に書き進むことができました。
シャープペンシルをいつも使っている方には当たり前のことですけどね。
(2Bの芯は自分で別途買ってきて入れました)

付録とはいえ、この「オルノ スイフト」、
最新版のさらに特別仕様版ということで、
付録の域を超えています。
持った時のバランスがいいシャープペンシルです。

普段は万年筆が多いのですが、
シャープペンシルも見直しました。


トンボ鉛筆完全ブック:復刻デザインで中身はMONO100の鉛筆が素敵

トンボ完全ブック

本日(3月25日)、「トンボ鉛筆完全ブック」(えい出版)が発売されました。

付録がいいですね。
新旧の商品3点と豪華ですが、
特に、私は初代復刻版トンボ鉛筆に惹かれました。
当時のデザインを再現した紙箱に鉛筆が3本入っています。
1928年のデザインで、
かつ中身は「MONO100」という素敵さ。

トンボ鉛筆完全ブック付録

そのほか、
初代復刻版MONO消しゴム、
最新シャープペンシル「オルノスイフト」の特別仕様、
これで、945円というのはお得なんじゃないでしょうか。

本誌の方も、歴史やトンボ商品の愛用者インタビューなど、
なかなかの充実しています。
全部、宣伝といえば宣伝なんですが、
歴史が長い企業だけに、興味深い内容になっています。


旅屋のペンケース:象のボタンを貼ったら結構いいゾウ

ペンケース

旅屋の革ペンケースのひもを取ったことは前回書きました。
そうすると、穴があいているわけです。

私の場合、ひもを戻すこともないだろうということで、
穴をふさぐ意味もあって、金属製のボタンを貼ってみました。

ペンケース

これが、なかなか、いいじゃないですか。
最初からこうだったと言っても信じてもらえそうな雰囲気ですよね。
(接着剤が少しはみだしたのはご勘弁を)
愛着がわきます。
(作者の方、意図と違っていたらごめんなさい)

ボタン

ところで・・
このボタン、& STRIPE(吉祥寺店)というボタン屋さんで買ったのですが、
買う時にお願いすると、その場でボタン裏の出っ張りを切ってもらえます。
このように貼って使ったりする需要があるんですね。


ペンとキーボード:出力と入力

私たちは、今、ペンとキーボードを使い分ける時代に生きています。
(キーボードを使わない方ももちろんいらっしゃいますが)

ここでは、手書きのことを「ペン」、
パソコンや携帯・スマホで書くことを「キーボード」
と象徴的に呼ぶことにします。

昨今では、キーボードにペンが押されている印象ですが、
たかだか30年前にはペンしかなかったところに、
新しくキーボードが登場したので、
(日本にはタイプライターの文化がありませんし)
ペンの領域を浸食していくのは当然のことではあります。
それでもペンが息絶えるわけではなく、
キーボードを使う機会が増える程、かえって、
ペンならではの良さがはっきり見えてくる面もあります。

というわけで、ペンとキーボード、
それぞれのよさは何なのかについて、
今さらながら、考えてみようと思いました。

私が、ペンとキーボードについて感じるのは、
ペンは「出力」、キーボードは「入力」というです。

■キーボードは入力装置
キーボードは入力装置と言われます。
コンピュータに対してデータを入力するインターフェースです。
そして、私たちもキーボードでの作業を
「入力」ととらえていると思います。

「入力」である以上、入力するもの(文字、文章、音声など)が
あらかじめ用意されています(それが頭の中だとしても)。
目や耳から入っているものを入力するのにキーボードは強みを発揮します。

私はインタビューの仕事をする時に、
書記を専門の方にお願いすることがあるのですが、
そのたびに、そのスピードに驚かされます。
(ほぼ、会話と同時に文字になっていきます)
たぶん、速記に関しては、ペンよりもキーボードの方が早いのではないでしょうか。
もちろん人によって入力スピードは異なりますが、
キーボードの場合、速記のテーマによってよく出てくる言葉を
あらかじめ単語登録しておいて、
少ないキーストロークで入力するといった技を使える点でも、
ペンにはない強みを持っています。

そのほか、すでにある原稿を入力したり、
日常的なメールや投稿(書くべき事がすでに頭の中にあるような分量)を
書いたりするにはキーボードは向いているのでしょう。

■ペンは出力装置
一方、ペンは出力装置ではないかと私は思っています。
キーボードがコンピュータのインターフェースなら、
ペンは頭のインターフェースです。

言葉だけでなく、
映像、絵、図なども含めて、
頭の中にあるあらゆる情報、イメージを
紙などの平面に定着させる媒介役がペンです。

感覚としては、
頭の中の混沌から、言葉、線、図、色彩などのカタチを
紡ぎ出せるのがペンです。

重要なのは、
頭の中で、まだ整理しきれていない段階からでも
書きはじめ(出力しはじめ)、
書きながら、次のことが引き出される感覚です。
目の前に書いたものが、頭にフィードバックされ、
さらに考えが膨らんだり、整理されていく過程は、
ペンならではのものではないでしょうか。
「書いて考える」という言葉があるのがわかります。

ペンとキーボードは、アナログとデジタルという対比の中で、
ペンはアナログならではの情緒性=気持ちが伝わる、個性がある
といった良さで語られることが多いような気がしますが、
(そういった良さがあることも確かだとは思います)
ペンとキーボードの違いの根っこには、
今述べてきたような、出力と入力(役割の違い)が
あるのではないでしょうか。

ペン=手書きが今後も価値を持ち続けるのは、
「頭の出力」にこそあると思いますし、
そこに重点を置いた、商品開発やコミュニケーションが
もっとあってもいいのではないかと思っています。


旅屋の革ペンケース:封筒のような気軽さ

旅屋ペンケース1

先日、旅屋さんのお店にうかがって、
革のペンケースを購入しました。
(本当の商品名は、「旅屋本革製品 筆入れ」)

封筒型のシンプルな形状に、
ロールペンケースについているような革ひもがついています。
封筒型とはいっても、ぺったんこではなく、
多少の膨らみをもたせて、ペンが入れやすくなっています。
こういう単なる封筒のようなカタチは、
かさばらず、ペンをさっと出して、さっとしまえて、
ちょっとした本数のペンをカバンに入れるのによさそうです。

色は黒と茶がありましたが、
お店で実物を見て、迷わず茶に決めました。
深みのあるいい色です。
使っていくうちにいい感じにくたっとなって、
ツヤも出てきそうで期待できます。

フラップを開けたところに、
旅屋のロゴが型押しされています。

旅屋ペンケース2

普通のペンが、平たく5本程度入るサイズです。
(なので、入れよう思えばもう少し入りそう)

旅屋ペンケース3

実は、私はロールペンケースのひもを巻くのが面倒で、
ちょっとばかり苦手なんです・・・。
じゃあ、なぜ、これを買ったかというと、
ひもを取り外せるようになっていたからです。

こんな感じ。

旅屋ペンケース4

今のところ、クセがついていないので、
フラップが開いてしまいますが、
しばらく、この状態で使ってみようと思います。

余った革ひもは何に使おうか・・・。

残念ながら、2013年3月19日現在で、
SOLD OUTになっていました。
でも、たぶん、また入荷するんじゃないでしょうかね。


DIME付録万年筆は噂通りのインクフロー

DIME付録万年筆

雑誌DIMEが月刊化するということで、
その第1号の今月は、万年筆が付録でついています。

ネットで皆さんが試し書きした様子を拝見していると、
太いとか、インクがどばどば出てくるという方が多いようなので、
私も試し書きしてみました。

確かに・・・
上の写真は、満寿屋のMONOKAKIノートに書いたものですが、
満寿屋のクリーム紙で、この太さは結構太いですね。
太いのは、そういう太さだと思えばいいですが、
インクフローの方は、確かに実用上、“良すぎ”といわざるを得ません。
字がつぶれがちになりますし、
紙が水分で波打ちますし、
しかも、一定ではなく、何かの拍子に、ぼわーと大量に出てくる感じ・・
私は詳しくありませんが、
ペン先のスリットやペン芯の構造に問題があるんでしょうか・・

もしかしたら、広い面積に、がーと書くのにはいいのかもしれませんが、
少なくとも手帳にはおすすめしません。

ご参考までに。


書くにまつわる単語帳:「いたずら書き」

いたずら書き、これもまた、手書き特有の言葉です。
キーボードで、いたずら書きするという発想は、
少なくとも私にはありません。

■書いてはいけない所に書く
いたずら書きの一つ目の意味が、
「書いてはいけない所に文字、絵などを書くこと」ですが、
キーボードで打ち込む先には、”書いてはいけない所”がそもそもないのですから、
”いたずら”の成立しようがありません。
あるとしたら、他人のパソコンなどに勝手に書き込むといったことでしょうか。
(これが、いわゆるハッキングですね)

そう考えると、
手書きの強みは、どこにでも(いろいろな制約、制限はあるにしても)
書けることなんだなと気づきます。
書くところは、ノートやメモ帳に限られていません。
時には、手のひらにメモするなんてことは、
キーボードにはできない芸当なわけです。

■遊びの気持ちで書く
いたずら書きの二つ目の意味に、
「遊びの気持ちで文字、絵などを書くこと」とあります。
こちらは、キーボードでも全くないわけではないかもしれません。
しかし、手書きの”気ままさ”、
特に、絵とか図を交えながら、気が向くまま、書き連ねる感覚は、
キーボードではなかなか得られないものではないでしょうか。

また、万年筆の試し書きも、
一種のいたずら書きのといえるのかもしれません。
ペン先の感触を確認しながら、
好きな文字を書いたり、ぐるぐる線を書いたり、
これはもう、いたずら書きが可能な手書きの醍醐味です。

無意味な線を書いてみる、
また、その線が書くたびに、さっき書いた線とは違う、
そういった、無限の曖昧性があるからこそ、
いたずら書きが成立する、
なんだか、いたずら書きが崇高に思えてきました。


インタビューの道具箱として、どや文具ペンケースを使ってみる

インタビューセット

本日は、グループインタビューの仕事に行ってくるので、
(リサーチが本職なので)
インタビューセットをどや文具ペンケースに入れてみることにしました。

上の写真が、その一式。
 ・人数分プラス予備1本のボールペン(計6本)
 ・ホッチキス
 ・ハサミ
 ・メンディングテープ
 ・朱肉(謝礼の領収書にハンコを押してもらうため)
 ・単4電池(ボイスレコーダー用の予備)

こんな感じで入れてみます。

どや文具ペンケース

まだまだ余裕ですね。

どや文具ペンケース

では、行ってきます。


大人が鉛筆を使うためにお薦めしたいこと(4)短寸鉛筆のススメ

短寸鉛筆

「大人が鉛筆を使うためにお薦めしたいこと」の最後に、
「短寸鉛筆」のことをお話ししたいと思います。
つまり、短い鉛筆のススメです。

鉛筆の長さ(170〜180ミリ程度)は、
手のひらの長さ(指先から手首まで)が元になっているようですが、
(ファーバーカステルが決めたらしいですね)
どうも、これが長すぎると感じて仕方ありません。
大人の私が長いと感じるのですから、
小学生にとっては、もっと長すぎるんじゃないでしょうか。
(実際、子供向けのやや短めの鉛筆も登場しているようです)

かつての、鉛筆の使用量がもっと多く、また鉛筆が貴重だった時代には、
長い方が使い出があってよかったのかもしれません。

しかし、現代において、大人の鉛筆使用量から考えて、
それほど長い必要はないように思われます。

それよりも、持ちやすさやペンケースに入れたりして
携帯しやすいことの方が大切な気がします。

私の場合は、鉛筆ホルダーで最初から使えるように、
北星鉛筆さんにお願いして、
130ミリの鉛筆を作ってもらいましたが、
いずれにしても、短めの鉛筆は有用性が高いと考えています。

「短寸鉛筆」 これからのひとつのスタイルにならないでしょうかね?

短寸鉛筆はこちらでご覧になれます。
(文具Shopプラーナのページが開きます。宣伝ですみません)