活版工房のワークショップに参加しました

活版で印刷されたものは、文字や線に存在感があって、前々から気になっていました。

ネットで検索するうちに、中村活字さん、さらに活版工房のワークショップのことを知り、
是非体験したいと思っていました。

活字

実は、昨年も一度応募したのですが、その時は抽選にはずれて参加できませんでしたが、
今年になって、ふと思い出して、もう一度サイトを覗いてみると、
ちょうど、名刺作成のワークショップのを募集していたので、
応募してみたところ、今回は運よく参加することができました。

自分の名刺を、活字を拾って、組んで、印刷する、を一通りやったのですが、
この中で、一番難しかったのが、「活字を組む」ことでした。

普段、パソコンで文字を打つ時、空白部分は空白であって何もないわけですが、
活版の場合、活字は宙に浮いているわけにはいかないので、
すべての空白、隙間は、クワタ(文字間)、インテル(行間)という詰め物で
すべて、きっちりと埋めなければなりません。
少しでも緩みがあると印刷中に活字が傾いたり、抜けたりするからです。
この「きっちり」が結構と難しく、最終的には、紙1枚分の調整が必要だったりします。
(職人さんは、手早く見事に調整されます)

でも、全体的にはとても楽しい体験でした。
紙とインクと活字が接することによって生まれる風合いが、
紙の種類や圧によって変化する様子に、一つひとつの文字が大事に思えてきます。

興味深い話だったのが、
関東と関西では、活字の大きさ(号とかポイントとかの基準)が微妙に異なるそうで、
このあたりにも、逆に、文字のリアルを感じる話だと感じました。

しかし、それにしても・・・
職人の世界(=手間と手業が必要な世界)は、技術革新がその役割を肩代わりし、
世の中は「効率」を求めた、選んだのだな、ということもつくづく感じたのでした。

活字

活版工房


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